おやじギャグ誕生の瞬間

私の一番の悩みは、ギャグがすべることだ。今までの失敗のほとんどが、ギャグがすべったことによる、といっては大げさだけどギャグが原因の失敗は多い。たいていは、和やかな雰囲気を目指して、とかテレ隠しとかにギャグを言うのだが、ギャグがギャグととられずに固まったりとか、誤解されたりとか、よくある。私の場合、自分がよくすべるだけに、他の人がギャグを滑らせて失言っぽい雰囲気になっても、「あ〜、ギャグがすべってる〜」と、可笑しいだけんんだけど、そうは思わない人もいるし難しい。

ギャグを甘くみちゃあいけない。ギャグは人を傷つける恐れがある。自虐的なギャグであっても、間接的に人に不愉快な思いをさせてしまったりとか。失言との違いは、自分が本当はそう思っていないところ。毒舌系のキャラが確立している人が、毒を吐いてても別になんとも思わないが、キャラが中途半端なのにギャグを言うのがよくないんじゃないかと思う。だから、ギャグをしばらく封印したいんだけど、職業柄そうもいかない。

さて、人を傷つけてはいけない、ということになると、ひとまず無難なのは、エッチ系。とりあえず、自分の品性さえ犠牲にすれば、誰も傷つけず、その場を和らげることができるのがエッチ系だ。最近では、エッチ系はセクハラになるおそれがあるので、男性が言う場合は封印されつつあるのだが、とりあえず人を傷つける心配は少ない。しかし、なんといっても、一番無難なのは、ダジャレとかの、おやじギャグ。絶対に人を傷つけることはない。ビジネスシーンでの定番だ(ほんとか?)。

おやじギャグが生まれた背景には、人を傷つけず周囲を和やかな雰囲気にしようという、涙ぐましい努力があるんじゃないかと思うのだ。ってことで、今の支援先では、おやじギャグ連発。さっきから取締役に連絡とろうとしてるんだけど、電話にでんわ

                            • -

中小企業診断士受験生と中小企業診断士のためのポータルサイト 502教室へのリンク