診断士のストーリー性

T3の活動を通じて、いろいろな診断士のかたとお話する機会が多いのだが、そんな中でもストーリー性のある人っていうのは、うらやましい。診断士としての説得力がある

たとえば、農業支援のウシ子さん(9/10/2009修正 ウシ子さんは、現在農業支援をやっているわけではないけど、「農業支援やりたいし、アグリビジネス研究会には入っているので、チャンスがあれば是非☆」とのことです。実現したら素敵だなと思いひそかに応援してます!)。牧場での仕事も、旅館での仕事も経験のある診断士ってのはスゴイなあ、と思う。しかも女性なので、ユーザー目線で「農業」を語ることができる。農業ってのは、エンドユーザーは「女性」だ。

野菜とか肉だけでなく、惣菜、カンヅメ、チーズ、など加工されているものも、女性、とくに主婦が選択権を持つことが多い。安全な食材、納得感のある価格は、農業経営の力があってはじめて成り立つものだ。「飲食店や旅館」でも食材は使うけど、女性が「こういうのを食べたい」と言うと、そっちに流れる傾向があるように感じる。男性主導で決まる企業の宴会とか社員旅行とかは減りつつある。そう考えると、エンドユーザー目線で「農業」を語ることができ、しかも、牧場での仕事も、旅館での仕事も経験のある診断士ってのはスゴイなあ、と思う。

もうひとり、すごいなあ、と思ったのが、職人であり診断士でもあるMさん。ある日本的な製品の工房の跡継ぎ。仕事は、高度な技能を必要とするもの。しかも、Mさんの診断士としての専門は、暗黙知形式知化。職人診断士が、暗黙知形式知化に取り組む、と言ったら、もう、説得力の塊みたいなものだ。これもまた、本当にうらやましい話だ。

ウシ子さんや、Mさん以外にも、強力なストーリー性をもつ人が結構いるんじゃないかと思う。

そのうちに、有志で、診断士のストーリー性について話し合うと面白そうだな。それぞれ、今までの経験とかをピックアップして、強みを見つけ出して、それをもとに、強みを強化する方法とかを話し合う・・・ペパチェさん、そんな会、やりませんか?ストーリー性っていうのは、磨きをかけることでさらに強くなるし、一人で考えるよりも、何人かで考えたほうがいいと思うんですよ〜。いわば、診断士の相互SWOT分析。

そうそう。ストーリー性とはあまり関係ないのですが、合宿に行った人の話では、「NANAさんがお風呂で体にリンスを塗っていた、これが美肌の秘密かと思って見ていたら、リンスとボディシャンプーとを間違えていただけだった」らしい。仕事のことで頭がいっぱいだと、この手のドジをやる、というのは、私もあるのでよく分かる。。。めがねの上から顔洗ったりとか。

あ、内輪ネタで申し訳ないのですが、「ちょー助」のNANAさんの芸名には笑わせてもらいました〜。この、バーチャル・アイスブレイクは、ナイスアイデア。自分で、たけし軍団みたいな芸名を名乗っていくだけなんですけど、シンプルで面白い。

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