セミナー講師という仕事

7月のはじめ、大幸経営様主催の、セミナー講師向けセミナーに参加した。講師は、セミナー講師として活躍中の川口佐和子先生だった。セミナー講師の仕事をする際に、絶対におさえておかなければならないポイントをいろいろと教えてくださった。数々あるなかで、私が一番印象に残ったのは、「セミナー講師を引き受けたら、商工会議所等の主催者側の都合も考える」ということ。具体的にどういう配慮をし、どう行動するか、ということについてもお話があり、勉強になった。

セミナー中に、「自分がセミナー講師をやると仮定とした場合の、テーマと、全体の流れを書いてみてください」と言われた。添削してもらえるかもしれないということなので、私も書いて提出した。川口先生は忙しいし、私は会の正式なメンバーではないし、添削してはもらえないだろうと思っていたら、添削結果が先日届いて、驚いた。コメントを丁寧に書いてくださっていた。

セミナー講師というのは、知識だけでなく、マーケティング力、企画力、演技力など、いろいろなものが必要だけど、一番大事なのは、参加者や主催者、地域の人など、いろいろな人に対する心配りだと思う。私がセミナー講師をやるのは当分先だろうが、いつかはやってみたいなあ。

私は、研究職&教員→零細企業経営(従業員数はアルバイトも含め最大時で数名)→中小企業診断士(平成21年登録予定)、という経歴。日本の中小企業経営について、考えることがあって診断士になった。話したいことや、原稿に書きたいことはたくさんある。

でも、中小企業経営を経験したのは自分のやっていた小さな会社だけ、あとは、お客様である経営者の方々から間接的に聞いただけだ。だから、自分が経験した問題が、普遍的なものなのか、特殊なものなのか、まだよく分からない。中小企業診断士として、いろいろな企業のお手伝いをすれば、もっと深く、問題を見ることができるようになると思う。そうしたら、いくつか原稿を書いて、次にセミナー講師の仕事、という流れになるのかな?とりあえず、ひとつだけ、複数の企業に共通する問題が見えてきたから、そのテーマで『企業診断』の原稿を書こうと思う。

もちろん、最終的な目的は、中小企業の問題解決のお手伝いなので、コンサルタントの仕事は続けるつもり。

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大幸経営有限会社様は、コンサルタント業務だけでなく、セミナーも主催していらっしゃいます。多分、いずれまた、いろいろなセミナーを開催してくださると思うので、機会があったら是非、参加してみてください。診断士登録申請前でも、診断士受験生でも、受講OKなようです。
社長の大石幸紀先生が執筆された『企業診断 8月号 中小企業診断士の”営業力” ブログは最強の営業ツール』には、ブログの様々な効用が書かれていました。頻繁に更新するのは大切ですね!更新頻度を上げるように心がけなくては。。

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