診断士全体の評価を上げるためには

「診断士全体の評価を上げる」という視点で考えると、今お手伝いしている企業の仕事は、別の診断士のかたにバトンタッチしたほうがいいのではないかと思い始めてきた。

私は役員の方々と一緒に方針を考えたり、会議の内容をとりまとめたりするのは好きだけど、それを実行するとなると、業界業界によって適しているかたがいる。そうした人が支援したほうが、私がやるよりも業界への影響力が強く、ずっと効果的に、早く企業の目的を達成できる。できれば、その分野における自分の力不足を訴えて、相手の診断士を説得したい

連携をとって、それぞれの専門性を活かし、常に期待以上のパフォーマンスをあげ続けることが、診断士全体の評価を上げることになる。

いま、政策研究会で、診断士の力を活かすためのDB構築プロジェクトが立ち上がっていて、ニャン太さん(ranさん)が、リーダーをなさっている。受験生のころから、診断士同士の連携をつくることが夢だったので、私でできるようなことがあったら、お手伝いしたい。

DB作成の、「診断士の専門分野」の項目について思うのだが、
「今の時点で自分ができること」と「将来取り組みたいこと」とは異なるし、「今の時点で自分ができること」のなかにも、具体的なプロセスまで全てノウハウとしてもっているようなものもあれば、過去の経験やバックグラウンドから考えた強み、自覚していないが指摘されることの多い強み、までさまざまだ

DBができあがって、さらに、先日N氏が指摘されていた、リアルでのコミュニケーション機会を作りお互いの人格を把握していけば、もっと連携がとりやすくなる。

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28日のT3はあいかわらず充実した活動だった。議事録の話であれほど盛り上がるとは・・・。今回も、いろいろなバックグラウンドをもつ方々との出会いが広がり嬉しかった。どのひともすごいな、と思う。なにかのときにバトンタッチできるような診断士の知り合いを一人でも多く増やしたい

宴会では、以前からお名前を聞いたことのある先生方の近くの席だったので、緊張した。こんなことならもっとネタを考えてから参加すればよかった。でも、体調悪いのをおして参加してよかった。

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さて、経営革新計画。先日、kurogenkokuさんが、「事業計画は経営陣がたてるべき」「専門家がたてると絵に描いた餅になりやすい」と述べられていた。ほんとうにそうだと思う。時間の制約から、経営陣が自分で計画書を書くことができないときは、診断士は、できる限り経営陣の考えを汲み取ったうえで、計画書作成を媒介に、経営陣の意識統一と、経営へのモチベーションアップを図るべきだと思う。

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