診断士試験結果と、眠って見た夢との関係

しばらく前に、「診断士試験関係の夢が、試験勉強が進むと変化した」という話を書いたら、お笑いネタよりそっちの切り口のほうがウケたので、そっちの切り口で書いてみる。役に立つかどうか、面白いかどうか、まったく分からないけど。。。

★私は、夢と心理との関係を正式に勉強したことはありません。それについての本も読んでいません。今回のエントリーに書くことは、夢の分析の専門家の方から見ると、不適切な記述をしている恐れがあります★

中小企業診断士の受験勉強中に、診断士関係の夢を何回か見た。私は、普段、夢の内容をあまり覚えていない。でも、診断士関係の夢の場合は、はっきり覚えていた。しかも、目が覚めたとき、なぜか、それが「診断士関係の夢だ」と分かっていた。

試験勉強が進むにつれて、登場人物の数が増えて、業種も増えていった。

平成19年度の一次試験の一ヵ月後くらいに見たのは、ゲームのキャラクターの台詞を考えて文字数が余る夢。(登場人物1人)

二次筆記の後に見たのは、数字がたくさんでる夢。この年は不合格。(登場人物0人)

合格した平成20年度の筆記の後に見たのは、黒くて重い鉄製の門の夢。自分の後ろで扉が閉まりそうになり、扉をおさえてしまらないようにしていた。あとから、2、3人駆け込んだんだけど、ってことは、自分は後ろから3番目くらいだったってことか。(登場人物2〜3人。業種はよく分からない。ビジネスマン風の男性。)

さて、口述の直後の夢。これが長かった。

ある建物のなかで、「これから一緒に仕事をします○○です」と言われた。ぽっちゃりした、目の大きな女の人だった。こちらも自己紹介をした。外に出ると、洪水が発生していた。何かが大量に流れてきた。よくみると、商品在庫の山だった。半導体を使った電子機器や、タバコ、文具のようなもの、何かの部品などだった。そのなかで、何かをしなければならないのだが、何もできなかった。

周りには逃げ惑う人たちがたくさんいた。ニッカポッカをはいた人、なんかのファイルもった人、エプロン姿のお弁当屋さん風の人、ITっぽい人、工場の制服を着た人、性別も年齢もさまざまだった。私も、足に軽い怪我をした。皆で土手?を駆け上がり、土手にはりついて、やりすごそうとした。土手のように見えたのは、大きなビルだった。(登場人物 かなりたくさん。診断士らしい人も含め、業種はさまざま。この夢を見たのは2008年12月初旬。「100年に一度の不況」がはじまり、少したったころ。)

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個人的な経験なので、どこまで普遍的な話なのか、わからないけど、夢にでてくる職業の数の変化は面白かった。与件を分解して出てくる登場人物の数と関係があるように感じた。

平成19年のときは、何がなんだかわからなかったので、本番で事例を解いていても何かの物語を読んでいるようだった。事例3では、自分と立場の比較的近い広告代理店にずるずるひきずられて、代理店に都合のいいような答えをしてしまった。

平成20年のときは、前のエントリーで書いたBSCの枠組みを使って、与件を分解していた。「財務」「顧客」「業務プロセス」「成長と学習」「環境その他」などと分けていると、「経営者」「顧客」「工場ではたらく社員」「工場長」「競合」「供給業者」「株主」「債権者」などなど、たくさんの人がでてきて、それぞれの立場を主張する。結局、どれかの立場にひきずられる、ということはなかった。

二次筆記の勉強をしていると、普段の仕事の時や日常生活でも、多面的にいろいろな角度から見よう、という気持ちになった。今、それができているかどうかは別として、そうしようと努力する気持ちはもっていようと思う。

全ての立場の人にメリットがあるように工夫してたてた計画、というのは、たいていうまくいくし、長続きもする。ただ、一番難しいのは、「それぞれの人にとっての本当のメリット」は何なのかを把握することだ。(「利益」→「メリット」(2009/03/11午前修正)

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表現の問題や、表現に関係のある誤解やエラーの問題を扱っていきたいです。また、私の手に負えない案件を引き受けてくださるかたを探すため、勉強中です。どうぞよろしくお願いします。

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