ブログは時刻と時間を超える

私は話をするのが苦手だ。20分話をするとしたら、2ヶ月くらい準備しないと話せない。口述のときには、かなり長い時間黙りこんだし、実務補習のときもすごく困った。

時間がたっぷりあれば、書くのには困らない。思いついたことをバラバラに書いていって、Wordなどでドラッグしながら関係あるもの同士を組み合わせるという、一種のKJ法をやれば、文章はできあがってしまう。しかし、話をするときは、これができない。

そんな私にとって、ブログはなくてはならないツールだ。ブログというのは、2時間かけて書いたブログを相手は15秒で見ることが可能だ。その人のスピードに合わせて読んでもらえばいいので、リアルではコミュニケーションがなりたたないような人とでも、コミュニケーションがとれる。このブログを見てくれている人や、読んでいる可能性のある人は、知識が豊富でテンポの速い人が多い。そういった人たちに対して、リアルでは気後れして話ができなくなってしまうが、ブログでは気にしなくていいからラクだ。

ネット上のコミュニケーションは、時間と空間を超える、といわれている。一般的には、時刻の制約がないことが指摘されることが多いが、私にとって、「時間」とは、時刻と時刻の間、何時間とか何分間というときの「時間」だ。

                • -

企業における、誤解、エラー、表現の問題を扱っていきたいです。また、私の手に負えない案件を引き受けてくださるかたを探すため、勉強中です。自己紹介はこちらです。どうぞよろしくお願いします。