「書かない」ことは需要

「企業診断」の原稿書きでは、T3研究会の人たちのアドバイスが聞けて、勉強になった。
1.「読み物」ではなく「ノウハウ」や「TIPS」の形のほうがいい。
2.ステップことに(時系列で)ノウハウが提示されればなお良い。
3.さらっと読めるように、論理関係を明確にする。
4.ひとつひとつの例はシンプルにしたほうが分かりやすい。例が多すぎると飽きる。

確かに、個々のステップでの行動・留意点・理由・例をセットにして、ステップごとに示していけば、忙しい人でも楽に読める。これは、ISO9001で用意する文書とかにもあてはまる話じゃないかと思う。
ところで、コラムでこれをやってみると、留意点をステップごとに切り分けるのが難しい。切り分けられないような留意点もあり、それらを欲張って盛り込むと、「切り口」がぶれてしまい、とたんに分かりにくくなる。ペパチェさんはじめ、502ブロガーの方々がかねがね言っているように、「何を捨てるか」というのは大事だと思う。

ヒューマンエラーを防止するには、まず作業を排除することだと聞いたことがある。とにかく捨てて、工程をシンプルにすることが、間違えないコツだ。ものを書くときも、「書かない」ことは重要だ。書くと紛らわしくなる。。

と、頭では分かっているのだけど貧乏性でできない・・・これが一番問題だ。

さて、「何を書かないか」が重要、で思い出したネタがひとつ。

女性の悩みに対する男性のアドバイスの仕方
http://labaq.com/archives/51301564.html

クルマ好きな人へのメールの冒頭で、クルマのネタをだしたら、そりゃあもう。。。

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